あいのうこどもしぜん学校って何だろう?
「こどもしぜんがっこう」とは小学高学年を対象にした愛農体験イベントです。
土と農のおはなし、鶏の解体、流しそうめん、高校生のお姉さんお兄さんと一緒に遊んだり、星を見たりキャンプファイヤーをしたりと、愛農の世界に飛び込んでもらえる内容です。
また、普段では体験できないことをみんなとすることで共同生活のかけらを学ぶことも出来ます。
愛農を体験しませんか?
今年のテーマは「いただきます!~食べることに向き合う2日間~」です。
私たちの命は食べることにより支えられています。
太陽や土、水などの自然の恵みが植物や動物を育て、その命をいただいて私たちは生きています。
今年は、「いただきます」を軸に1泊2日を愛農で過ごしながら、食と火、農と土のつながりを、自然の中で五感を使いながら学びます。
【概要】
日時:2024年9月15日(日)集合10時・16日(月祝)解散14時予定
会場:愛農学園農業高等学校(〒518-0221 三重県伊賀市別府690)
宿泊:愛農学園 研修棟
※愛農学園の敷地内にあり相部屋になります。
※愛農学園の宿泊場所について詳しく知りたい場合は担当者夏川(natsukawa@ainou.or.jp)までお問い合わせ下さい。
定員:20名
対象:小学5年生・6年生
参加方法:現地のみ
参加費:
一般18,700円(税込)
愛農会員(個人、家族、団体):16,500円(税込)
※購読賛助は一般となります。
※家族会員で複数のお子様が参加される場合、全てのお子様が会員価格となります。
※入会後すぐに会員として講座にお申込みいただくこともできます。
(年会費個人会員15,000円、家族・団体会員25,000円:会員申込フォームはこちら)
【お申し込み】
2024年7月1日(月)10時より受付開始!
下記URLからお申し込み下さい。
★以下URLをクリックしても上記申込開始日にならないと回答できません。期日前にクリックしても「受け付けは終了しました」と表示されます。★
△申込締め切り日:2024年8月15日(木)まで△
8/16申込延長中!申込締め切り日:2024年8月21日(水)まで!
★8/22申し込み締め切りました
【お申込みに際しての注意事項】
・先着順で受付させていただきます(20名を超えるとキャンセル待ちとなります)
・定員に達しましたら締め切り日を待たずに募集を締め切る場合がございます。
・保護者の同伴参加はお断りしています。※初日キャンパスツアーまでは参加可能
・お申込後1週間以内に事務局からお知らせする方法にて参加費をお支払いください
・9/4以降のキャンセルはキャンセル料の発生対象となりますのでご注意ください
9/4~9/8:参加費の20%(80%を返金)
9/9~9/13:参加費の50%(50%を返金)
9/14以降 :参加費の100%(返金なし)
※キャンセルの場合、返金の際の振込手数料は申込者負担になります。予めご了承ください。
【参加費】
一般18,700円(税込)
愛農会員(個人、家族、団体):16,500円(税込)※購読賛助は一般となります。
【参加費の支払いについて】
申込後1週間以内に事務局から案内する方法にて参加費をお支払いください。
【保護者のみなさまへ】
・参加児童が発熱をした、腹痛などの体調不良を訴えた際に保護者に連絡を差し上げ、普段の状況などをお聞きし対応を相談させていただく場合があります。そのため、イベント期間中は必ず連絡がつくようにご準備をお願い致します。※緊急性が高い場合など迎えに来て頂く場合もございますのであらかじめご理解ください。
・貴重品は受付時に事務局でお預かりします。携帯電話、コンピューターゲーム類、漫画・雑誌類、音楽プレーヤー類は持ち込み禁止となります。
【注意事項】
・愛農敷地内は全て禁煙になります。
・近くに自販機等ありませんのでマイボトルをご持参下さい。
・敷地内に立ち入り禁止の場所がありますので無断で歩き回るのはご遠慮ください。
・体調に不安のある方は事前に愛農会事務局までご相談下さい。
・愛農高校という寮生活を基本とした学校を会場としますので、高校にてコロナなどの感染症が流行した場合はやむを得ず中止する場合がございます。
・イベント期間中に開催地区にて警報等が発表、及び自然災害などが発生した場合、中止する場合がございます。
~イベント紹介~
【プログラム】※プログラムは予告なく変更する場合がございます。
<9月15日(日) 1日目>
9:30 受付
10:00 開校式
11:00《お話》「いただきます」ってなんだろう
11:30キャンパスツアー&農場クイズ
※2グループに分かれてツアー
※キャンパスツアーまでは保護者の方もご参加頂けます。
12:30 昼食
14:00 《お話》稲とお米のお話(野呂由彦さん)
15:30 《稲刈り》稲刈りと稲の観察(野呂由彦さん・作物部)
18:30 夕食
19:30
キャンプファイヤーまたは雨天の場合はキャンドルファイヤー
<9月16日(月祝) 2日目>
6:00起床
6:30 農場体験(野菜の収穫、卵集め、牛の乳搾りなど)/かまどご飯づくり
7:30 朝食
9:00 《お話》命のはなし(江端貴さん)
10:00 《解体》にわとりの解体(江端貴さん)
11:30 《調理実習》うどん打ち体験
12:30 昼食
閉校式
14:00 解散予定※進行具合によっては解散時間が遅くなる可能性があります。
※愛農高校農産物や加工品などの販売物あり(変更する可能性があります)
【講師・プログラム紹介】
《いただきますって何だろう?》
お米や野菜、お肉など食卓にならぶ食べものは「農」に関わる人たちの手によって作られています。。
※このプログラムと、この後に行われる愛農高校キャンパスツアーには保護者のみなさまもご参加いただけます。
■講師:小山萌愛(こやま もえ)さん
※7/2:奥田美和子さんから小山萌愛さんに変更となりました。
↑写真左が小山萌愛さん
2013年より三重県伊賀市に移住し、愛農会や愛農学園と関わる。
その後夫と出会い、”ぐるり農園“を始める。お米や旬の野菜を栽培。
マルシェやイベントを通して、人との交流がエネルギーの源。
出荷先でもある八百屋兼自然食品店“土の香市場ハラペコあおむし“にも関わる。
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《稲刈りとお米のお話》
田んぼのことやお米のお話しをみんなで聞き、愛農高校より歩いて15分ほどの田んぼで稲刈りの体験をします。
わたしたちが食べているお米はどんな場所で、どうやって育てられているのでしょうか。稲刈りとは一体どんなことをするのでしょうか。
水田に育まれているたくさんの命やお米の一生について、田んぼに入って楽しみながら学びます。
■講師:野呂由彦(のろ よしひこ)さん
1960年岩手県出身。農家になりたく日本各地を巡る。1987年に三重県勢和村(現多気町)にて家族農家生活が始まる。田んぼ、畑、鶏、山林に関わり自給自足を目指し楽しみながら日々悪戦苦闘している。
「こども自然学校」で皆さんとお会いするのを楽しみにしております。
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《いのちのお話とにわとりの解体》
鶏が鶏肉になるまでの一連の流れを体験します。
できる範囲で、子どもたちにも講師やスタッフと一緒に作業をしてもらいます。
※見学は強制ではありません。見たくない場合は別の場所で過ごすこともできます。
■講師:江端 貴(えばた たかし)さん
株式会社愛農流通センター社長、愛農高校卒業生。
70年以上にわたる愛農の歴史を基盤にし「見えるように、わかるように、知らせるように」をモットーに都市と農村を結び、顔の見える農家がつくった農産物を届けることに力を注いできた。
座右の銘は「感動する人生を送る」。
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《朝の実習、愛農かまど体験 》
愛農かまどでご飯を炊く体験します。ご飯炊きに使うのは愛農かまど。子どもたちは集めてきた小枝や薪を使い、自分たちで火をつけて調理します。それくらいの火の強さか、どんな音がするか、どんな匂いがするか、どこが熱くなるか、5感を使った炊飯体験です。
《うどん打ち体験》
うどんをみんなで打ってお昼ご飯を食べます。小麦粉は愛農に関係している小麦粉を使います。普段食べているうどんがどうやって出来るか、みんなで体験しながら作りましょう。
【食事について】
こども自然学校で大切にしていることに毎日の食事の時間があります。
食事はこどもも大人も、みんなで作ります。2日間の食事にはできる限り無農薬の農産物と、無添加の調味料を使います。
こどもたちは朝の農場体験で卵集めや野菜の収穫をし、自分たちでとった食材を自分たちで食べます。
さっきまで畑で育っていた野菜が収穫されて今日のおかずになっている。
昨日まで生きていたニワトリが鶏肉になり、食卓ができている。
土・農・食と私たちの暮らしとのつながりに触れる時間が、こどもたちにとって思い出に残るものとなることを願っています。
■食事担当:岡田桂織(おかだ かおり)さん
三重県生まれ。
出張料理教室「桂樹庵」を展開。
作る料理は伝統製法で作られた調味料を使ったお料理。
私は何でも食べる野菜系雑食人。
『こだわるけど、囚われない!』が信条。
*桂樹庵HPはこちら
【昨年の感想と様子】
<参加者より>
・一番楽しかったのはキャンプファイヤー。いろいろなれきしのことを教えてもらいながら走ったり、動いたり、おどったり、うたったりして、とても友だちとふれあい、仲よくできたのでよかったです。
・牛のせわがはじめてで楽しかったです。牛のちちをしぼっていると意外とかたかったです。子牛がミルクを飲んでいるとすごくひっぱってきてたいへんでした。いねかりでは、けっこうちからひつようだったけど、おぼえると楽しかったです。
<保護者より>
・小学生高学年はちょうど思春期に差し掛かり、社会のことや大人のことをとても鋭く、でも真っ直ぐに見つめています。
そんな多感な時期を迎えた時に、今回のようなプログラムを通して、信念を持って事に取り組んでいる自分よりも年上の他者に出会い、多くの学びの中で充実した時間を過ごすということは、子供たちにとってとても良いことだと思います。
・帰宅後の子供からの話しや撮影していただいた写真からも、子供たちが生き生きと楽しみながら2日間を過ごさせてもらえたことが伝わりました。
・食卓での話題が豊かになりました。自分自身も、平飼い卵を購入するなど、自身に出来ることを少しずつはじめ、食への意識も高まりました。
<昨年の様子>
【あいのうこども自然学校に関わる人達】
あいのうこども自然学校は愛農学園農業高等学校を会場として二日間行います。スタッフとして愛農会だけでなく、愛農高校生と在学生の保護者さんがいます。
様々な年齢や立場の方がひとつになって関わるイベントです。「愛農らしさ」をイベントを通して感じてくれると嬉しいです。
<問合せ>
全国愛農会事務局(担当:夏川)
電話:0595-52-0108
FAX:0595-52-0109
メール:natsukawa@ainou.or.jp