■日時
2025年10月4日(土)9:00-12:10
■会場:愛農高校教育食農棟 (〒518-0221 三重県伊賀市別府690)
■主催 公益社団法人全国愛農会
■タイトル
第21回小谷純一記念会
食糧危機の真相は?~農協って何だろう、米騒動の実態についてみんなで考えよう~
■プログラム
9:00 開会(前奏、挨拶、愛農会の歌、綱領、聖書朗読、お祈り)
9:20 小里さんより、農協って何だろう?農協の仕組みについて、米騒動の実態について
10:50 休憩
11:00 Q&Aセッション(愛農高校生・参加者の皆さん・小里さん・添田さん)
12:00 閉会挨拶
12:05 後奏
12:10 終了、献花等
※プログラム・講師は予告なく変更する場合がございます。
※雨天決行予定(荒天・警報発令などは中止の可能性あり)です。
■参加費
一般(高校生以上)2,500円(税込) 会員2,000円(税込)
※中学生以下は1,000円(税込)、小学校低学年・未就学児参加の場合はご相談ください。
■会場
〒518-0221三重県伊賀市別府690 愛農学園農業高等学校 教育食農棟
■募集人数
30名ていど
■申込期限
9月15日(月)まで
■申込方法
こちらのフォームから申込↓
https://forms.gle/oqu72ksudrAQqMBZ8
■支払い方法
・当日現地での現金支払いとなります。
※お釣りの無いようにご用意していただけますと大変助かります。
■お申込みに際しての注意事項
・定員を超えて申込があった場合はキャンセル待ちとなります。
・先着順で受付させていただきます。
・締め切り日までに定員に達しましたら締め切り日を待たずに募集を締め切る場合がございます。
■注意事項
・会場には暖房設備がありますが、会場が広いため十分に暖房が届かず寒い可能性があります。防寒対策を各自行いお越しください。
・愛農高校生は授業でこの記念会に参加します。会場には高校生や職員、愛農関係者が同席することをご理解ください。
・愛農高校内は全て禁煙になります。また敷地内を無断で歩き回るのはご遠慮ください。
・愛農高校敷地内に自販機等はありませんのでマイボトルなどを持参ください。
■登壇者
*講師:小里司(こざと つかさ)さん
1970年に広島県山県郡北広島町(過疎地)で生まれ、中学までは実家が立ち上げた集落営農組織の作業員として水田農業や園芸、実家の林業を手伝っていました。子供ながらに、農業や農村に対する社会風潮(当時はTV番組で馬鹿にした発言が横行していました)に憤りを感じていたのを覚えています。
過疎地だったので高校時代から一人暮らし。最初は勉強に熱心でしたが、高校2年生頃から原発反対運動や差別問題に傾注して、いわゆる名門大学を経てエリート的な仕事をすることに批判的になり、大学受験時は東京芸大のみを受験⇒失敗して放浪⇒翌年も東京芸大を受けて失敗し、読んでいた砂漠緑化の著者(遠山正瑛氏)が在籍した鳥取大学農学部へ進学しました。
大学時代は勉学(2学科を修了)と自転車競技(世界戦出場)に没頭し、卒論は「食管法の変遷」をテーマにしました(不思議なことに30年経過して現代の米の話題に繋がりました)。
大学卒業後は収奪的な近代の経済活動に参加したくない想いが強く、大学3年時から炭焼き職人の元を訪ねていましたが「社会人経験3年が弟子の条件」と言われ、農学部の授業で感銘した「協同組合論」をきっかけに全農に就職しました。
全農に入会して、農家や農業に貢献するという初志貫徹するために様々なことに取り組んでいるうちに30年が経過してしまい、集大成として中山間地の農業問題解決に取り組みたいと考え、2024年春に鳥取に赴任し、2025年春から本部長に就任しています。
全農では「TAC」や「みのりみのるプロジェクト」を企画・事業化したほか、「究極の大規模輪作」や「米の生産費払い」などにも取り組んでいます。
《紹介URL》
TAC:https://www.zennoh.or.jp/tac/tac_01.html
みのりみのるプロジェクト:https://www.minoriminoru.jp/
大規模輪作:https://www.jacom.or.jp/noukyo/news/2023/10/231020-70143.php
生産費払:https://news.yahoo.co.jp/articles/baf2d115d3956816c0629c370978bdcd796b5b05
*ファシリテーター:添田 潤(そえだ じゅん)さん
愛農高校31期生。32期生の妻と舞鶴西方寺に移住し20年になろうとしている。
小学生の頃の夢は環境問題を解決する研究者になりたかった。
そこから農業に出会い愛農高校に入学。卒業後茨城県の有機農場で3年間働き有機農業や自然農法に疑問を感じる。
25歳で愛農高校卒業生パートナーの実家の近所で新規就農する。
新規就農者達と共に株式会社の設立。京野菜の万願寺あまとうの協議会長を務め、新規就農者と共に生き残るための活動をしている。
《紹介URL》
万願寺あまとう:http://amatou.kyoto/